先日、A大樹の外壁改修リフレッシュ工事中といったご紹介をしましたが、今回は西高屋駅ちかくにある輝きマンションという1Kマンションです。
ここが建ったのは今年19歳になる私の次男が生まれた年だったのでよく覚えてます。
つまり、この物件も19年目を迎えてます。
外観はタイルを貼っているせいか劣化具合は感じませんが、塗装は白化(チョーキング)を起こしていたり、タイルはところどころ浮いていたり、もちろんコンクリートの宿命であるクラックもところどころ入っている状態です。
今回のこちらの物件の改修内容はこちら
- 屋根防水
- タイルの改修
- 塗装の塗替え
です。
輝きマンションの改修リフレッシュ工事
屋根にはウレタンの塗膜防水
ここは太陽光が屋上についているので、ウレタンの塗膜防水を採用してます。
業者さんとかにも驚かれるのんですが、実はこのユーミーマンションシリーズ、屋上には防水工事をせず、コンクリート打設の時に防水材を混ぜて打設することで防水性を確保します。
当時と使っている材料は変わりましたけど、現在はこちらのウォータイトBという商品を使ってます。
新興建設としてだけでも100棟以上、25年以上の実績がありますけど、雨漏れという事例は今のところないです。
もちろん防水をしないことでイニシャルコストを抑え、オーナー様への負担を軽減するという目的です。
浮いたタイルを樹脂で固定
こちらは色とりどりで綺麗に見えますが、これは浮いたタイルを落ちないようにするために、目地に穴をあけて樹脂を注入したところ。
この布をしておかないと、樹脂が溢れてタイルを汚すんだとか。
なるほど…。
以前は浮いたタイルを剥がしたりしてましたけど、手間や時間もかかるし、何より音の問題が入居者さまには負担。
コスト的にもかなり軽減されてます。
塗装面はすべて塗り替え
外壁は前回も少しご紹介したので写真だけ。
今回はこちらのエアコンの吊り金具。
少し錆が浮いているのがわかりますでしょうか?
こちらが塗り替えが終わった吊り金具。あ、エアコンのメーカーが違う!
塗装屋さんがハケで慎重に、そして丁寧に塗っていただいてます。
見ていてもすごく手間が掛かる作業だなぁと思ってます。
改修工事もまもなく大詰め
さてさて、こちらの輝きマンションもリフレッシュ工事は大詰めを迎えておりまして、まもなく足場を解体して竣工という運びになります。
作業的にも足場を組む、シートを張るため、入居者の方にはとても不便だったろうと思いますが、今しばらくご協力くださいませ。